シェフの舌

以前にもお話をしましたが、うちの旦那様はシェフです。

シェフというと味にはうるさく、頑固、こだわりが多く。。。

などなどのキャラクターです。

うちのシェフ、毎朝紅茶を飲むのが習慣です。

紅茶にはミルクを少し入れて飲んでいます。

そんな彼が今朝、紅茶を半分飲んだ後、

ぽつっと

”このミルク、ちょっと腐ってない？”

“えー、ほんとー？一昨日買ってきた新しいミルクだよ”　と私

ちょっと試してみようと私一口

ごくっ。。。

“＆＊％★！！！！”
“ちょっと何これー！これ、よく飲んだねー”と、私しばらく考えて、

“ちょっと、これ、ヨーグルトじゃない？？”と、私。

“。。。。。。”

“って、言うか、普通もっと早く気がつかない？？”

だって、もう半分以上何もいわずに飲んでるんですよー、シェフ。

朝早くから、ゲーラゲラ笑わせてもらいました。

さすがのシェフも朝一番は頭と、舌が寝ぼけているんですねー。

Bike a Thon

私は、わが親の血を受け継いだらしく、

ドラゴン娘の通うローカルの幼稚園で

コミッティーをしています。(PTAの幼稚園版）

年間に何度かのイベントがあり、そのイベントの運営、

幼稚園の資金集めの活動をしています。

コミッティーというと結構堅いイメージがありますが、

うちのコミッティーのスタイルは

ミーティング　-　我が家
人数　-　6人

Wine持ち寄り

殆ど関係ないおしゃべりつき

と、かなり砕けています。

その年間行事の一つに“Bike A Thon"　

日本語に訳すと“自転車マラソン“　がありました。

いわゆる自転車競走で、クラス、男女別で△コーンの周りをぐるぐる回るものです。

このイベントの前にも、くじ引きチケットを売ったり、

スポンサーになってくれる人を探したり、結構な仕事量です。

ちなみに、うちのドラゴン娘、スポンサー合計金額$90と

結構な金額を集めたにもかかわらず。。。



マラソン不参加。。。。。

そういえば、ママは娘の嫌いなことリストの確認を忘れていました。
その中に、

・たくさんの人の中にいること
・皆に注目されること

が含まれていて、今回のイベントはこの両方が見事にそろい、

かたくなに拒否でした。

ちなみに、彼女だけが唯一参加拒否。。。。

ははははは、そんな頑固娘は偉大です。

Zatar と ox tail (オックステイル) スープ

何を隠そう、うちの旦那様お料理の名人。
そう、シェフなんです。

シェフといっても、とにかく料理を作るのが大好きなタイプです。

うちの夕食の食卓にはいろいろなものが登場します。
最近の彼のマイブームは何と言ってもこの“ザタ” です。
これは、ナッツ系が何種類かと、カードミンの種、ゴマ、
レモングラスを思わせるシトラス系が全てミックスされて粉になっているもので、
イランや、中近東の地域で食べられているものです。
このザタにオリーブオイルをかけて、パンと一緒に食べます。


先日、イラン人の家族に夕食を招かれたときに、やはり出されたので主流名食べ物なのでしょう。。。
私は、見かけがちょっと苦手ですが食べてみるとシトラス系が利いていてとても癖になります。

続いて、登場したのがOX tail
これは、牛さんのしっぽの煮込みです。
ちなみに、我が家でOX tailの登場は、冬の訪れを知らせるサインです。。
OX tailは長時間(3-4時間）水、赤ワインで煮込み、マッシュポテトまたはご飯と一緒に食べます。
残ったら、次の日にお肉だけど骨からとり、お水を足してスープにします。


OX tail の作り方

材料
OX tail 10ケ位　+小麦粉をまぶす
水　-材料が隠れるくらい
ガーリック-4かけ位
玉ねぎ-スライス-1個
セロリ　適量
トマト　4-5個
ベイリーブ　4-5枚
タイム　適量
赤Wine

人参　2本
今回はトウモロコシも入れました
ジャガイモまたはご飯(タイ米が好ましい)

ハーブの刻んだもの(バジル、ディル、パセリ等）

1. OX tailに小麦粉をまぶし、油を引いた鍋で焦げ目をつける。OX Tailを取り出し、玉ねぎのスライスを痛める。
2. セロリを適当な大きさに切ったもの、トマト、ベイリーブ、タイム、ガーリックを鍋に入れ、全ての材料が隠れるまで水を入れ赤ワインを入れる。
3. 弱火で3時間煮込む
4. セロリや、ハーブを取り除きワイン、人参、トウモロコシを入れさらに1時間ほど煮込む。
5. その間に、マッシュポテトを作る。最適な方法はポテトを柔らかくなるまで蒸す。時間がない場合は柔らかくなるまでゆでる。そして、柔らかくなったポテトをつぶし、バターをたっぷり入れ、塩、コショウ
6. 出来上がったOX tailに塩、コショウで味を調え、刻んだハーブ(オプショナル)をふりかけ、マッシュポテトを一緒にお皿に載せて出来上がり。
   

褒め上手

3歳半のドラゴン娘。
女の子なだけに言葉の発達も早いらしい。

最近朝方が冷えてきたので、我が家の朝食時に”Hot milk”がブーミング。
もちろん、ママが作ります。
ミルクをお鍋に入れて、低温で時間をかけて温めて、カップに入れて。
“はいどうぞ！”

“アーママ―ありがとう”

ゴクゴクゴク

“アー、ママの作ったあったかいミルクおいしーーーーーい。”

“あーちゃん、ママのあったかいミルクだーいすき”

“。。。。。。”

“あ、ありがと。。。”

ミルクあっためただけで、こんなに喜ばれたときには、ぎゅーっと抱きしめたくなりますね、ほんと。
または、ママに料理をさせる作戦をパパと練っているのかも。。。